特別展示(過去)

特別展示(過去)一覧

  • 特別展示

    特別展示「19世紀の日本と亜米利加―技術革新と近代外交の日々―」

    開催期間・開催日2010年9月18日(土) ~ 2010年12月12日(日)
    展示内容

     1860年代近代日本の外交団として、はじめてアメリカ合衆国の首都ワシントンを訪問した万延元年の遣米使節が派遣されて150年になります。現代に続く近代外交交渉の基本が開始された意義は大きく、また日米関係にとっても記念すべき1ページでした。先人の苦労を追いながら、その成果が横須賀や日本にとってどのように生かされたか。たくさんのデータが語ってくれます。 特別展示パンフレット (16ページ,pdf形式)をここからダウンロードできます!

  • 特別展示

    特別展示「ボタニカルアートの原点 佐藤達夫の植物画」

    開催期間・開催日2009年7月18日(土) ~ 2009年10月4日(日)
    展示内容

    植物の美しさに魅せられ,多くの植物画や画文集などを著された佐藤達夫氏(1904-1974)は,1935年に天神島”北限のハマボウ”を発見し,三浦半島の豊かな自然を記録された方でもあります.今回展示される正確で美しい植物画(線画と彩色画)は,環境教育,自然保全の原点ともいえる植物観察の楽しさや大切さを再認識させてくれるでしょう.

  • 特別展示

    特別展示「三浦半島の海藻」

    開催期間・開催日2009年3月1日(日) ~ 2009年5月31日(日)
    展示内容

    三浦半島はカジメやアラメ、ホンダワラなど藻場をつくる大型の海藻をはじめ、ミルやユカリ、トサカノリといった小型で色彩豊かな海藻など約380種が分布し、しかも地域ごとに種構成や分布などに特色が見られます。この特別展示では川瀬ツルさん (元葉山郷土館学芸員) が1960-70年代に採集された4000点余りの美しい海藻標本と、ふだん目にすることの少ない海中での海藻の生態や微細な構造を、映像や顕微鏡によってごらんいただきます。また、東京湾の横浜市本牧から相模湾の鎌倉市稲村ヶ崎までの海藻相の地域ごとの特色、ヒジキやテングサ類、ハバノリなどの採取、ワカメやコンブ、ノリなどの養殖、海藻を用いた神事、藻場の保全などを、1. 海藻とは? 2. 三浦半島の海藻、3. 海藻と人の暮らし、の3つの主要なテーマの中でわかりやすく紹介します。

  • 特別展示

    市制100周年記念特別展示「横須賀の近代建築-建造物が語る先進都市ヨコスカ-」

    開催期間・開催日2007年9月1日(土) ~ 2008年2月29日(金)
    展示内容

    1.概要 横須賀市は、明治40年(1907年)2月15日に誕生しました。横須賀市が誕生してから100年目の節目を迎え、 近代建築と街並みの変遷を通して横須賀市の歩みと近代史上の重要性を紹介する展示を開催します。 展示では、横須賀製鉄所に導入された西洋技術、横須賀海軍工廠(こうしょう)*1の当時最先端の建築、 都市化に伴って出現した繁華街の建築など、全国の先端を歩んだ横須賀の近代建築を幅広く紹介します。 *1工廠(こうしょう) 軍直属の工場施設 2.パネルと実物資料のコーナーについて 全国の先端を歩んだ横須賀の近代建築と街並みの変遷、日本の近代化に与えた大きな影響を紹介します。 ○特集「横須賀製鉄所副首長ティボディエ官舎」 明治3(1870)年頃に建設された、少なくとも東日本では現存最古の洋風建築です。 日本建築学会からも国内第1級の歴史的価値があるという見解が示されています。 これまでに、在日米海軍横須賀基地、アメリカ政府、横須賀市の共同事業で、 復原を目指した保存・調査が行われています。 ○横須賀製鉄所と造船所 西洋建築やドライドックの建設当時の図面等を展示します。 また、フランスからの技術導入、宮廷の造営や銀座煉瓦街、旧官営富岡製糸工場など全国に伝えられた横須賀の建築技術、 世界に発信された横須賀製鉄所での建築材料研究の実態などを紹介します。 ○旧海軍による鉄骨造と鉄筋コンクリート造の技術やモダンなデザインの先駆的導入について紹介します。 ○関東大震災、昭和初期の都市計画と商店街の賑わいの様子などを示す資料を展示します。 3.100インチ大画面映像コーナー 横須賀製鉄所の3次元(3D)復原映像展示を行います。 建設当時のフランス人官舎街やドライドック周辺などがバーチャルツアーで楽しめます。 この他、首長ヴェルニー官舎や副首長ディボディエ官舎の立体映像など。 4.歴史資料の閲覧コーナー (4000点を超える写真資料や歴史資料を紹介します) ○横須賀製鉄所、浦賀ドックなど「石井コレクション」に代表される図面を初公開します。 ○「関東大震災の報告書の元原稿」などの軍事機密写真を公開します。 ○絵葉書や市民からの寄贈になる貴重な古写真 ○米軍が撮影した第2次世界大戦中と接収時の写真類 5.動画を観るコーナー ○「ブレスト海軍工廠の1867年製スチームハンマー」記録映像番組(日本初公開) 昨年末にフランスでも公開され、姉妹都市であるフランス・ブレスト市から寄贈を受けた作品です。 ○国指定重要文化財スチームハンマーの復原修理の記録映像 ○スチームハンマーの役割や鉄の歴史を紹介する番組、など 6.関連行事 ○展示解説 平成19年(2007年)9月16日、平成20年(2008年)2月17日の14時~15時 ※2月17日の展示解説は中止いたします。 ○博物館教室「三浦半島の都市建築史-横須賀の近代建築」 平成19年(2007年)11月16日~12月7日までの毎週金曜日 ○近代化遺産ツアー 第1回「船越周辺の近代建築と街並み」平成19年(2007年)10月19日、13時~16時 第2回「逸見界隈の近代建築と街並み」平成20年(2008年)2月8日、13時~16時 ※近代化遺産ツアーは中止いたします