企画展示(過去)

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  • 企画展示

    企画展示「博物館で収集した鳥類コレクション」

    開催期間・開催日2008年10月25日(土) ~ 2009年1月25日(日)
    展示内容

     10月25日(土)にオープンとなったこの企画展示は、資料室の整理を機会に、主要な鳥類資料約160種200点を2009年1月25日(日)まで3ヶ月間にわたって公開し、当博物館の収集活動の成果を紹介するものです。  博物館には自然や文化の証拠として、それぞれの地域や時代のさまざまな資料を収集・保存し、現在と将来の自然科学または人文科学の発展に貢献するという役割があります。そのため、博物館には通常は一般に公開されていない「資料室」があり、その中には常設展示で公開されているものの何十倍、何百倍もの資料が保管されています。当博物館の鳥類資料は、古くは捕獲によって集められたものもありますが、近年では多くが市民、学校、動物園や他の研究機関などの寄贈によって支えられています。1954年(昭和29年)の開館以来の地道な収集活動の結果、資料室に収蔵された鳥類資料は三浦半島産のものを中心に200種800点以上にのぼり、県内でも有数のコレクションとなっています。  鳥類の多様性や美しさに関心を持っていただくとともに、博物館活動に一層のご理解をいただく機会となれば幸いです。

  • 企画展示

    企画展示「空から見た三浦半島」・企画展示講演会「空中写真の撮影と三浦半島」

    開催期間・開催日通年開催
    展示内容

     三浦半島の海岸には、海水準の変動と土地の隆起によって過去1万年間に作られた海食台や波食棚が発達しています。そのため、三浦半島の基盤岩である新第三紀層 (2,380~260万年前) が海岸に露出し、城ヶ島や剣崎、荒崎などは三浦半島の景勝地となっています。このほかにも転石帯や砂浜なども見られ、三浦半島の多様な海岸環境を作り出しています。これらの海岸には多くの動植物が繁茂・生息しており、三浦半島の豊かな自然を見ることができます。  三浦半島活断層調査会とPPG湘南平塚は、2008年6月と2009年3月に、パワードパラグライダー (PPG) を用いて三浦半島西岸を空撮しました。撮影は春の大潮干潮時に行われたため、普段私たちが目にすることのできない三浦半島の姿が写し出されています。それらからは土地のつくりや植生など、多くの情報を読み取ることができます。今回の展示によって、より多くの方が三浦半島の景観に魅力を感じ、三浦半島の土地の作りや自然環境について理解を深めていただければ幸いです。