自然と歴史のたより一覧
- 2024.01.31
職人と職工【学芸員自然と歴史のたより】
5月6日まで企画展示「横須賀の職人道具」が開催中です。職人の世界というと厳しい上下関係や修行の日々が思い浮かぶのではないでしょうか?確かに昔は、住み込みで10年修行してようやく一人前というようなものでした。弟子入りした […] - 2023.12.28
海の青い龍・アオミノウミウシ【学芸員自然と歴史のたより】
令和5(2023)年の春から初夏にかけて、三浦半島の相模湾沿岸にたくさんのカツオノカンムリというクラゲが漂着しました。このクラゲは強い毒を持つことで知られるカツオノエボシに近縁で、「群体性ヒドロクラゲ」と呼ばれる一群で […] - 2023.12.02
安政江戸地震と横須賀【学芸員自然と歴史のたより】
安政2年(1855)10月2日夜半、江戸を中心とした地域に大きな被害をもたらした「安政江戸地震」が発生しました。今から170年前の出来事です。今回は、当館所蔵の古文書を通じて、江戸時代後期の大地震である「 […] - 2023.10.08
横須賀ゆかりの植物たち-その名に刻まれた日仏交流の記憶【学芸員自然と歴史のたより】
いま,植物学者が主人公の連続テレビドラマの影響もあってか,植物学への関心が広がっているようにもみえます。 横須賀は植物学ともゆかりの深い都市です。そして、植物学に加えて木材の工学的研究の先進地でもありました。横須賀製 […] - 2023.07.02
熱帯の魚類の耳石化石【学芸員自然と歴史のたより】
現在は人間活動による地球温暖化が懸念されていますが,過去の地球では,太陽活動の変化や火山活動,地球の公転軌道の変化などによって温暖化と寒冷化が繰り返されてきました。約12万5000年前は世界中で温暖化が進んだ時期で,関 […] - 2023.06.01
様々な災いへの対応【学芸員自然と歴史のたより】
先日、博物館教室「三浦半島の民俗」で横須賀市長井を受講者のみなさんと歩きました。一番の目的は、横須賀市指定重要民俗文化財にもなっている「長井町荒井の道切り」を見学することでした。 荒井の道切り […] - 2023.05.02
夏鳥・旅鳥の観察【学芸員自然と歴史のたより】
野生の鳥、いわゆる野鳥の中には季節によってくらす場所を大きく移動するものがいて、これを「渡り鳥」と呼びます。「渡り鳥」には、越冬のために北方からやってくる「冬鳥」、夏に繁殖のために南方からやってくる「夏鳥」、北方の繁殖 […] - 2023.04.01
「絶滅」していなかった!?三浦半島で再発見された植物【学芸員自然と歴史のたより】
約1年前になりますが、2022年3月に2006 年以来の更新となる『神奈川県レッドデータブック2022植物編』が発行されました。神奈川県内に生育する植物各種について、絶滅の危険度を評価し、リスト化されたものがまとめられ […] - 2023.02.28
村を訪れる「浪人」たち【学芸員自然と歴史のたより】
本号では、三浦半島の村々を徘徊し、金銭や止宿を求めた江戸時代後期の「浪人」(ろうにん)について紹介します。 今回紹介する「浪人」とは、もちろん「受験や就職に不合格となり、再挑戦に備えている人」のことではありません。本 […] - 2023.01.29
展示で見る生命の歴史【学芸員自然と歴史のたより】
地球は約46億年前に誕生しました。ここでは地球が誕生してから今までに起こった出来事や,太古に生息していた生き物について,おもに当館1階の展示「生命の歴史」に沿ってご紹介します。 1階「生命の歴史」 &nbs […]