自然と歴史のたより一覧
- 2019.06.29
学芸員自然と歴史のたより「燻蒸(くんじょう)ってなに?」
梅雨本番の今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか?梅雨はジメジメするし、雨が降ると外で遊べないし、おまけに害虫が湧いてくるし、あまり楽しいことがない季節です。それは、博物館にとっても同じことが言えます。なにも学芸員が外に […] - 2019.05.30
学芸員自然と歴史のたより「昆虫観察のそばに『身近な昆虫365』」
横須賀や三浦半島では、近くの山や海岸や公園などに行くだけでも、さまざまな昆虫を見つけることができます。この虫、何だろう? あの虫、何だっけ?――そんな時に気軽に開いていただきたい本として、博物館では『身近な昆虫365』 […] - 2019.04.17
学芸員自然と歴史のたより「横須賀の日本遺産-「ヨコスカ製銕所」の赤れんが」
横須賀市には日本遺産に登録された文化財がたくさんあります。 「ヨコスカ製銕所」の名が刻まれた赤れんがもその一つです。 これは、江戸時代末期から明治4(1871)年あたりにかけて横須賀で作られていたものです。 この […] - 2019.04.02
学芸員自然と歴史のたより「観音崎からアケビガイの化石を発見!」
三浦半島は,海底から湧き出すメタンを栄養源とするシロウリガイ類の化石産地として有名で,葉山層群(約1,500万年前)や池子層(約400万年前)からそれらの化石が見つかります。特に逗子市池子周辺の池子層からは,シロウリガ […] - 2019.02.23
学芸員自然と歴史のたより「茶色の土器と灰色の土器、何が違う?」
古墳時代の土器には、土師器(はじき)と呼ばれる茶色の土器と、須恵器(すえき)と呼ばれる灰色の土器があります。土師器は弥生時代以来の技術をもとに、地面に掘った浅い竪穴(たてあな)などを使って700~800℃程度の温度で焼 […] - 2019.02.01
学芸員自然と歴史のたより「冬の魚「鮗(このしろ)」」
魚偏に冬と書いて「コノシロ」と読みます。 コノシロKonosirus punctatus (Temminck et Schlegel, 1846) は江戸時代の末期に長崎出島のオランダ商館のドイツ人医師であったフィリ […] - 2018.12.27
学芸員自然と歴史のたより「JAMSTEC無人探査船による相模湾の深海調査」
当館では、国立研究開発法人海洋研究開発機構JAMSTECの協力で、「JAMSTEC撮影による日本近海の深海生物パネル展」を2019年1月14日まで開催中です。JAMSTECの海洋研究では、有人潜水調査船「しんかい650 […] - 2018.11.28
学芸員自然と歴史のたより「電信線を最初に描いた日本人」
広瀬格蔵「環海航路日記前編」 この単純な絵は、1860年近代日本初の外交使節団員(万延元年遣米使節団)が、パナマ鉄道に沿って敷設されていた電信線を描いたものです。「テレガラフ(Telegraph)」の説明 […] - 2018.10.30
学芸員自然と歴史のたより「イカした色ですが、なにか?」
突然ですが、漁師さんはカラフルな色使いをするでしょうか?漁に出るときにオシャレな格好をする漁師さんはいないと思いますが、道具の色使いに神経を使う時があったようです。今日ご紹介するのは、イカ釣りに使ったイカヅノです。 […] - 2018.09.24
学芸員自然と歴史のたより「「基本昆虫種」から身近な昆虫を調べよう!」
生物多様性の例にも取り上げられることの多い昆虫類は、地球上に200万種以上がいると言われるくらい、多くの種を擁しています。私たちのくらす日本国内では約3万種、神奈川県では2004年の時点で約1万種が見つかっています。当 […]