自然と歴史のたより一覧
- 2018.09.04
学芸員自然と歴史のたより「東京湾にある3つの海堡(かいほ)」
明治から大正時代にかけて、首都東京を守るために3つの島がつくられました。 これら3つの人工島は「海堡」と呼ばれ、東京湾要塞の中でもとりわけ長期間をかけて整備された大掛かりな国家プロジェクトでした。 ここで、3つの海 […] - 2018.08.03
学芸員自然と歴史のたより「身近な植物の図鑑をつくってみよう」
2018年7月27日に夏休み企画として、小中学生を対象に「身近な植物の図鑑づくり」を実施しました。多くの申込みをいただいたこの行事の内容を紹介します。 1.シールを貼って図鑑をつくろう はじめに、こちら […] - 2018.06.30
学芸員自然と歴史のたより「古代、文字の読み書きはエリートの証?」
エジプトのヒエログリフ、インダス文明の楔形(くさびがた)文字、中国の甲骨(こうこつ)文字など、世界各地で発明された「文字」は文明の発展に不可欠でした。なぜなら、それまでの口伝(くでん)という個人の記憶にたよる曖昧さから […] - 2018.05.30
学芸員自然と歴史のたより「今年は相模湾の沿岸でアユが急増!?」
日本の夏の風物の一つに「アユ」があります。 アユ(学名:Plecoglossus altivelis altivelis)は本州、四国、九州と北海道の一部、朝鮮半島に分布するアユ科の魚で、成長にともなって川と海と行き […] - 2018.04.30
学芸員自然と歴史のたより「野比海岸の断層ガウジ」
横須賀市千駄ヶ崎の西方、県道212号久里浜港線沿いの野比海岸では、活断層である北武断層と、新第三紀の地層が観察できることを「野比海岸の地質:活断層と新第三紀の地層」で述べました。今回は活断層付近で見られる柔らかい断層ガ […] - 2018.03.30
学芸員自然と歴史のたより「シダ・コケを中心としたテラリウムを設置しました」
2018年2月14日、馬堀自然教育園と博物館本館にそれぞれ水槽展示が設置されました。設置されたのは「テラリウム」という形式のもので、水槽内に陸上の生物が飼育・鑑賞できる環境を作ったものです。馬堀自然教育園では一つの水槽 […] - 2018.03.02
学芸員自然と歴史のたより「ハイネが描いた「犬」」
ことしは戌(いぬ)年なので、「犬」にまつわる話しをひとつ。 1854年春、日米和親条約を締結するために、当時の横浜村の海岸に設けられた建物。この歴史的瞬間を描いた画家ハイネのいわゆる「ペリー艦隊横浜応接所へ上陸の図」に […] - 2018.02.02
学芸員自然と歴史のたより「消火弾、その実力は?」
先日、博物館で消防訓練を実施しました。1月26日の文化財防火デーに合わせるかたちで毎年行われています。 消防訓練の様子 さて、現在開催中の特別展「なつかしの道具展~遊んで学ぶ博物館~」では、昭和11 […] - 2017.12.27
学芸員自然と歴史のたより「冬の植物観察」
先日、身近な植物で作るクリスマスリースを開催しました。多くの方にご参加いただき、素敵なリースやクリスマス飾りを作成していただきました。ここでは、この行事で使用した植物をいくつか紹介します。 【クズ】 夏 […] - 2017.12.08
学芸員自然と歴史のたより「「ナウマンゾウ発見」をもたらした横須賀製鉄所」
図1は、明治初期に観光パンフレットとしてつくられた「横須賀港一覧絵図」です。図の下の方は、現在のヴェルニー公園あたりになります。図の真ん中には、現在のヴェルニー公園の対岸の様子が描かれています。ここには、たくさんの工場 […]