馬堀自然教育園

馬堀自然教育園

概要

 東京湾に近接した面積約3.8haの緑地で、1周約20分で歩ける観察路とさまざまな生物がすむ水辺が整備されています。
園内では自然の保全や、三浦半島で希少となった動植物の保護を行っています。2016年には三浦半島の自然にふれられる場所として横須賀市の天然記念物に
指定されました。

馬堀自然教育園の園内マップ

観察路

下の池

園内の見どころ

園内にはタブノキ、スダジイ、シラカシ、ムクノキ、オオシマザクラなどの三浦半島を代表する樹木を含め、約250種の植物が生育し、
四季折々にさまざまな植物が観察できます。

シラカシとムクノキ

オオシマザクラ

ツワブキ

水辺にはゲンジボタル、ヘイケボタル、ミナミメダカ、トウキョウサンショウウオ、アカハライモリなどが移植され定着しています。

ゲンジボタル

ミナミメダカ

トウキョウサンショウウオ

スズメやキジバトなどいつでも見られる野鳥のほか、春から夏には多くの野鳥が飛来し、カワセミもときどきやってきます。
冬にはツグミやアカハラなどがやってきます。

カワセミ

哺乳類はアズマモグラやアカネズミ、タヌキが生息していますが、近年ではアライグマやハクビシン、タイワンリスなどの外来種が多くなってきました。

は虫類は昆虫をエサとするヒガシニホントカゲやニホンカナヘビ、タカチホヘビ、ヒバカリなどがいます。

ヒバカリ

昆虫類は700種以上が確認されています。初夏には水辺でアサヒナカワトンボが発生し、モンキアゲハなど大型のチョウも飛来します。
初夏にはヘイケボタルとゲンジボタルが発生します。
夏になるとニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシなどセミしぐれがにぎやかになり、クワガタ類やカブトムシなども見られます。

アサヒナカワトンボ

昆虫類は700種以上が確認されています。初夏には水辺でアサヒナカワトンボが発生し、モンキアゲハなど大型のチョウも飛来します。
初夏にはヘイケボタルとゲンジボタルが発生します。
夏になるとニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシなどセミしぐれがにぎやかになり、クワガタ類やカブトムシなども見られます。

弾薬庫の名残である防爆壁

学習棟

馬堀自然教育園の自然観察の拠点となる施設です。
馬堀自然教育園の入口にあり、展示室を兼ねた教室では、園内の生き物や地質を紹介しているほか、トウキョウサンショウウオの幼生やアカハライモリ、
カブトムシの幼虫など、生物を一時的に保護しながら紹介するための水槽展示があります。

学習棟

教育園の利用について

教育園は、自然観察と自然環境の保護、調査研究など教育的利用を目的としています。園内での次の行為はお断りします。

● 開園時間外や観察路以外の利用
● 動植物・岩石を許可なく採集すること・持ち込むこと
● レジャー用具や火気を使用すること
● 飲酒・喫煙すること、ペットを持ち込むこと
● 無断で商業用の撮影・行為をすること
● 教育園の保全・管理・運営のさまたげになる行為をすること

馬堀自然教育園は横須賀市の文化財(天然記念物)に指定されています。
動植物や景観を将来に残すため、ご理解とご協力をお願いします。

馬堀自然教育園のアクセスはこちら