採集の時代Ⅰ(縄文時代早期~前期:約10,000~5,000年前)
縄文時代早期の三浦半島は自然環境に恵まれた地域であったらしく、全国屈指の遺跡密度を誇ります。特に貝塚は多く、海からの恵みが豊かな暮らしを支えていたことがうかがえます。
しかし、温暖化にともない海水面の上昇がピークを迎える前期には遺跡数が激減することから、生活環境は大きく変化したことがわかります。
このコーナーでは、早期の豊富な土器・石器・骨角器(こっかくき)類を展示するとともに、縄文土器に直接触ることができる体験コーナーもあります。