豪族の誕生

豪族の誕生(古墳時代:3~7世紀[約1,700~1,300年前])

06豪族の誕生(画像№06)

前期(3~4世紀)・中期(5世紀)には東海以西の、後期以降(6~7世紀)は埼玉県・群馬県など関東地方内陸部の土器が海浜部の遺跡から多量に出土するようになります。これは、三浦半島が古墳時代をとおして海上交通の要衝である港として使われていたことを示しています。

また、三浦半島では土を高く盛り上げた古墳は少なく、崖に穴を掘り墓とした横穴墓(おうけつぼ)が多数みられますが、古墳には埼玉県や群馬県の埴輪(はにわ)が立てられたり、副葬品(ふくそうひん)に東海地方の土器がみられるなど、各地との交流の深さがわかります。

このコーナーでは、弾琴男子椅座像など古墳に立てられた埴輪や、装身具・武器・土器などの副葬品を展示しています。また、土師器(はじき)・須恵器(すえき)など古墳時代の土器に直接触ることができる体験コーナーもあります。

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自然・人文博物館

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