ミツクリザメ
ミツクリザメは1887年(明治30年)に相模湾で採集された標本に基づき、1898年にアメリカの魚類学者ジョルダン(D. S. Jordan)が新種として発表した深海性のめずらしいサメです。学名 Mitsukurina owstoni は、東京大学油壷臨海実験場の初代所長である箕作佳吉(みつくり かきち)と、発見者である貿易商アラン・オーストン(Alan Owston)の名前に由来します。
展示標本は1981年に相模湾で捕獲された全長2.5mを超える個体で、本種の液浸標本としては最大級のものです。
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